症例紹介

ガタガタの歯並びを治したい（33歳女性）

ガタガタの歯並び（叢生）の原因は、歯が大きく顎に収まらないためです。またこの方の左上犬歯は矯正力をかけても全く動かない「骨性癒着」という状態を起こしていました。そのため上顎は右側第一小臼歯と左側犬歯、下顎は左右第一小臼歯を抜歯し、マルチブラケット装置による治療を行いました。治療期間は2年1か月でした。
しかしながら、患者さんの協力性（特に顎間ゴム使用時）や歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長することや、必要に応じて歯科矯正用アンカースクリューの使用を選択せざる負えないことがあります。また歯根吸収や骨吸収・歯肉退縮等のリスクはどのような症例・状態においてもあります。治療の費用は、検査診断料・装置料・毎回の調節料を合わせると、およそ78万円くらいです。