インビザライン(マウスピース型矯正装置)とは
インビザライン(マウスピース型矯正装置)は歯にぴったりフィットした透明のマウスピースでできています。
写真を撮るときにあなたが装置をつけていても、ほとんど気付かれることはありません。
また、普段通りの食事や会話ができ、矯正中の痛みも少ないです。ブラケット矯正のようにこまめにワイヤーを調整する必要もないので、通院回数が少なくなることがあります。
インビザライン・システム
快適で、効果的かつ効率的な歯列矯正のための明確な選択肢
歯列矯正を検討する際には、自分に合った治療を選択することが重要です。インビザライン・システムは、透明に近く、目立ちにくいマウスピース型の矯正装置(アライナー)によって、歯を正しい位置へ緩やかに少しずつ移動します。
一人一人の治療計画に基づいて、精密にカスタムメイドされたマウスピースをご自宅で交換していくことにより、歯を徐々に動かします。
インビザライン(マウスピース型矯正装置)のメリット
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来院間隔が長い
ワイヤー矯正の場合はだいたい4週に1度の調整が必要ですが、マウスピース矯正治療の場合は6〜12週間来院間隔をあけることができます。
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処置時間が短い
マウスピース矯正治療の場合、装置がちゃんと歯にフィットしているかどうかを確認して、問題がなければ処置が終了します。
処置時間の平均は20分程度。ワイヤー矯正の場合は30〜50分程度の処置時間となります。 -
治療期間が短い
口腔内3DスキャナーiTeroで口腔内を撮影し作成したデジタルセットアップにより、歯の移動の最短距離を探すので、治療期間が短くなることがあります。
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急患処置が少ない
ワイヤー矯正だと装置が外れたり、ワイヤーが飛び出たりすることがあります。そのような場合、すぐに対応しないと怪我をしたり歯が思わぬ方向に動いたりすることがあります。マウスピース矯正治療だとそのような心配はほとんどありません。
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痛くない
当院で採用しているマウスピース矯正治療のインビザライン(薬機法対象外)は、1枚あたりの歯の移動量がコンピューターで管理されており、ワイヤー矯正に比べ痛みが少ない傾向にあります。
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食事制限がない
硬いものやガム・キャラメル等の粘着性のものといった、ワイヤー矯正では制限される食べ物も、マウスピース矯正治療なら自由に食べられます。
痛みも少ないので、特別に柔らかい食事を用意する必要はありません。 -
取り外しができて衛生的
歯磨きの時に装置を外すことができますので、歯磨きやフロスも普通に行えます。
矯正治療中の歯磨き不良による虫歯や歯周病のリスクはワイヤー矯正に比べて格段に低く、歯の表面が脱灰してしまうようなこともほとんどありません。 -
金属アレルギーの人にも安心
メタルフリーですので、金属アレルギーの心配のある方もマウスピース矯正治療なら安心して行えます。
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スポーツや楽器の演奏も自由に
サッカーや格闘技など、体がぶつかることもあるスポーツでもマウスピース矯正治療なら問題ありません。
また、口に楽器を押し当てるような管楽器の演奏も、マウスピース矯正治療なら自由に行えます。
マウスピース矯正治療のデメリット
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装着時間が短いと効果が出ない
インビザライン(マウスピース型矯正装置)は、従来の矯正装置とは異なり自由に取り外すことができます。
そのため、装着している時間が短いと、歯を動かす矯正力も当然かからないため、思うような歯の動きが得られない場合があります。